陶磁郎 44号[2005年10月16日発売]
特集◆黒のやきもの

やきものにおいて「黒」という装飾が意識されたのは、紀元前3000年頃の中国においてであった。黒は、無彩色であるがため、逆に、多彩な色、風合い、肌合いをもつ。陶芸家たちが追求する、「現代の黒」を追う。

黒の造形

八代清水六兵衞[はちだいきよみずろくべい]

「内部を覗き込んでもらって、内側の世界みたいなものを感じてもらえるかどうかが、私にとってはすごく大事なことです。内側が大きな意味をもっているという点では、器というのも同じですよね」
山本浩二[やまもとこうじ]

木という素材の炭化との邂逅によって、山本は何らかの変容を強いられた。いや、自ら意志して、その変容を受け入れた。そこには無意識にしろ、作品制作への曙光が垣間見えたからにほかならない。


黒の食器

柴田雅章[しばたまさあき]

「飴釉を掛ける場合は、釉の下に黒い化粧泥を塗り、その上から掛けて、黒釉とは違った深みのある黒さを出しています。これは、昔の丹波でもよく用いられている技法です」
吉井史郎[よしいしろう]

吉井は、唐津などの陶芸家を彷彿させるような仕事を選んだ。土づくりの思いに加えて、京都では珍しく、登窯で焚くことが可能な環境に恵まれたことにもよるだろう。


黒の茶碗

鈴木五郎[すずきごろう]

「飴釉を掛ける場合は、釉の下に黒い化粧泥を塗り、その上から掛けて、黒釉とは違った深みのある黒さを出しています。これは、昔の丹波でもよく用いられている技法です」

川瀬 忍[かわせしのぶ]

吉井は、唐津などの陶芸家を彷彿させるような仕事を選んだ。土づくりの思いに加えて、京都では珍しく、登窯で焚くことが可能な環境に恵まれたことにもよるだろう。
キム・ホノ

吉井は、唐津などの陶芸家を彷彿させるような仕事を選んだ。土づくりの思いに加えて、京都では珍しく、登窯で焚くことが可能な環境に恵まれたことにもよるだろう。

陶磁郎 44号 紙面1 陶磁郎 44号 紙面2 陶磁郎 44号 紙面3 陶磁郎 44号 紙面4 陶磁郎 44号 紙面5
第二特集◆これからの美濃 へ>>
▲このページのトップへ

株式会社双葉社